「スッキリ」片づけるための3ステップ

この記事では「片づけ」のキホンについて触れていきたいと思います。

「片づけ」にはステップがあるのをご存じですか?
きちんと正しい手順を踏んでやらないと、せっかくキレイになっても元通りに・・・なんてことになりかねません。

モノを片づけるのには、とっても労力がいります。
忙しいあなたの大切な時間をムダにしないように、まずはキホンを押さえましょう。

目次

片づけの3ステップ

片づけには3つのステップがあります。

  1. 目的を考える(気持ちの整理)
  2. 現状を把握する(モノの整理)
  3. 収める(環境の整理)

それぞれのステップについて説明していきますね

1.目的を考える(気持ちの整理)

さぁ、一気に片づけるぞ!と意気込む前に、一旦立ち止まって、まずは片付ける目的について考えてみてほしいです。

あなたは、どうして片づけたいと思いましたか??

例えば・・・x

  • キレイな部屋でリラックスして過ごしたい
  • いつでも人を呼べる状態にしたい
  • いつも探し物に時間を費やしてしまうのをやめたい
  • ストックの存在を忘れて、無駄買いしてしまうのをやめたい

・・・などなど

私の場合は「モノを減らして家事をラクにするため」
「視覚情報を減らして、落ち着いてすごせる空間にするため」です

「片づけ」を進める上で「なぜ?」を追求することはとっても重要です。
ここの掘り下げが弱いと、途中で嫌気がさしてしまって、この後のステップが続かないからです。

「片づけ」はあくまで目的を達成するための手段にすぎません。ぜひ、考えてみてくださいね。

2.現状を把握する(モノの整理)

みなさんは家の中にどのくらいのモノがあるかご存じでしょうか?
なんと、一人当たり1,000〜1,500個あると言われています。

衝撃ですよね・・!?

そして、私たちは1日に最大3万5,000回もの決断をしているという研究もあります。
この決断数の中には、何を着るか?などの日常の判断から、体をどう動かすかについての判断も含まれます。
ということは、少なからず、このモノの量の影響もありそうです。

まずはモノの状態を確認

私たちはたくさんのモノに囲まれて過ごしているわけですが、では、実際に全てのモノを活かせているのでしょうか??

モノには4つの領域があります。
自分が持っているものがどの領域に当てはまるのか?
それぞれの領域のものを、どのくらいの割合で所有しているのか?
を確認してみましょう。

1.アクティブ領域

モノ本来の役割が、いかんなく発揮されている状態です。
モノとの関係がアクティブで、存在を忘れることもありません。

2.スタンバイ領域

すぐに使えるように、いつでもスタンバイできている状態です。
いつ出番がきてもいいよう、ベストな状態で保存しておくことが必要です。

3.プロパティ領域

必要なものと不要なものが混在している状態です。
・モノがすぐ使える状態にない
・どこにあるのか探さないと見つからない
という状態で、この領域を整えることが「片づけ」においては難関&重要です。

4.スクラップ領域

壊れていたりして、すでに使えないものが溜まっている状態です。
一言で言うと「ゴミ」ですね・・・
(たとえ壊れていても、思い出の品は別ですよ!)

 各領域別にモノを整理する

4つの領域のどれに当てはまるのか?が確認できたら、いよいよモノを整理していきます。

まずは不用品の処分です。

4.スクラップ領域については、問答無用で処分!!です。
3.プロパティ領域の整理が苦労するところかと思いますが、これについては、また別記事でお伝えします。

不用品が取り除かれたら、必要なモノをグループ分けします。
用途や使用目的、さらに使用頻度でグループ分けをしていきます。

「片づけ」における肝は「モノの整理」!
重要な部分なので、別記事で詳しくお伝えしたいと思います。

3.収める(環境の整理)

自分にとって必要なモノが整理された状態で、ようやく収納に進みます

この収納にもコツがあります。

収納場所の確認

グループ分けされたモノたちを、それぞれどこに収めるといいか?
そのモノが持つ目的にあった収納場所を決めます。

ここでポイントなのが、あくまで自分の目的にあった場所に決めるということ。

私の場合ですが・・・
私はムダなことが大っキライで、極力省エネで過ごしたい人間です。

仕事でも、手順化されていない作業とか、毎回ゼロベースで構築する作業とか、効率的でないこと(そして、それがいつまでも改善されないこと)に発狂しちゃうタイプ。
どの職場に行っても、効率化の鬼と化します(笑)

そんな絶賛ムダ撲滅運動中の私が、家の中でもムダな手数がかからないように気をつけているポイントがあります。

それは「動線上に収める」ことです。

自分の動線にあった収納場所にモノがハマると、「使う」「戻す」のアクション数が減って、とっても気持ちいいですよ!

 収納スペースの確認

場所を決めたら、スペースを確認します。

理想は8割収納!

場合によっては、2ステップ目に戻って、モノの整理が必要になるかもしれません。

ギッチギチに服がかけられたクローゼットをかき分けて、引っ張り出されたその洋服、魅力半減してませんか?

モノへの扱い方は、自分の扱い方に似てきます。
空間に余白を作ることは、心の余裕にも繋がるのです。

あ、間違っても収納グッズを増やすなんてことはしちゃダメですよ!
ここは自分に厳しくいきましょう!

 モノを収める

場所が決まって、スペースが確認できたら、モノを収めていきます。
せっかく苦労して整理したものを収めるのですから、今後もキレイな状態をキープしたいですよね。

収納にもいくつかポイントがあります!

高頻度で使うモノは、取り出しやすい位置に収める

屈まずとも取り出すことができるスペースには高頻度のモノを。
しゃがんだり台に登ったり、取り出しまでの動作が増えるスペースには低頻度のモノを収めます。

手に取るまでのアクション数を減らすこと

モノを取り出すまでに、扉を開けて、蓋を開けて、チャック袋を開けて・・・
と動作が増えれば増える分だけ、戻す時に手間になります。

手間がかかること、面倒なことは後回しにしてしまうのが人間の性。
極力、手間がかからないように収めましょう。

見た目に美しいこと

キレイな状態を見ると、それを壊したくなくなります。
「出したらしまう」が自然と習慣化されていき、ちょっとしたゴミも目につくようになり、好循環でキレイをキープできるようになります。

まとめ

以上、「片づけの3ステップ」のお話をさせていただきましたが、いかがでしたでしょうか?

  1. 目的を考える(気持ちの整理)
  2. 現状を把握する(モノの整理)
  3. 収める(環境の整理)

読んでくださった方のご参考になれば幸いです!

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