仕事に家事に忙しい方からしたら、そもそも「片づけする時間がないんだよね」という問題があるかもしれません。
片づけって、別に命にかかわることではないですし、どうしても後回しになりがちですよね。
私自身、営業職時代は部屋を片づける時間も気力もありませんでした。
残業やら接待で遅い時間に帰ってきたら、メイク落としてシャワー浴びてゴハン食べて・・・で精一杯(むしろここまで出来たらエライ!!!)。
休みの日は休むことに精一杯。
とてもじゃないけど片づけまで気が回らず、日に日にモノが溜まる悪循環に陥ってました。
でも、今思えば、もう少し工夫できたなと思うことがあります。
そこで、本記事では「時間を捻出するコツ」についてお伝えしていきます。
必要な時間は分散させる
モノって、1日で溜まるものではありません。
- つい、飲み終わったペットボトルをテーブルに置きっぱなしにしちゃった。
- 通販で届いた段ボール、資源ごみに出しそびれちゃった。
- DMの宛名ラベルをシュレッダーする面倒だな、後回しにしちゃおう。
そんな小さなことの積み重ねで、気づけば山となってそびえ立ち(笑)
その山々を切り崩すには膨大な時間が必要となるわけで。
でも、そんな時間は捻出できずに、さらに溜まる一方・・・という負のループに陥ってしまうのです。
だったら、最初から溜めなきゃいいよねって話ですよね??
後回しにしないで、日々の隙間時間を積み重ねる。必要な時間は分散させる方向で考えます。
if-thenルールを決める
みなさん、if-thenルールって聞いたことありますか?
目標達成のための手法なのですが、
「こうしたら、こうする」
とあらかじめルールを決めてしまうことで、強い意志を持たなくても、行動が実行しやすくなります。
「食べたら歯を磨く」
のは当たり前のことかと思いますが、あらかじめルールを決めると、この当たり前のことレベルで習慣化させやすくなります。
これを片づけに落とし込むと・・・
- 使い終わったら、元の場所にしまう
- 家に入ったら、DMをシュレッダー処分する
- 食べ終わったら、食器を洗う
- 脱いだアウターは、ハンガーにかける
などなど。
・・・まぁ、当たり前っちゃ当たり前のことが多いですね(笑)
そうです。お察しの通り、これだけではちょっと足りません。
if-thenルールを守りやすい環境にする
ルールを決めるだけでは弱いですよね。だって頭では分かってますもん。
でも出来ない、つい後回しにしちゃう。
なので、この決めたルールを守りやすい環境にします。
たとえば・・・
- 使い終わったら、元の場所に戻す
-
戻しやすいように、アクション数※を減らす
※アクション数とは、モノを出し入れする際の手間の数のことです。
例)洋服を取り出すまでのアクション数
①クローゼットの扉を開ける。
②衣装ケースを引き出す。で2アクションになります。
- 玄関に入ったら、DMをシュレッダー処分する
-
シュークローゼットに、シュレッダーを置いておく
- 食べ終わったら、食器を洗う
-
洗わないと次使う食器がない、洗わざるを得ない状況にする
- 脱いだアウターは、ハンガーにかける
-
アウターの収納場所を玄関にしてみる(しまうまでの移動距離を設けない)
要するに「面倒だな・・・」と自分に思わせない環境にするということです。
余談ですが
「明日の自分をラクさせてあげるためにやってあげよう」
と思うのも、意外と効果があります。
明日の自分は、今日の自分にめっちゃ感謝するので、自己肯定感も上がりますよ
参考になれば幸いです。