8割収納を実現させる方法

整理集収納特集なんかでも、よく「8割収納がいいよ」って言いますよね。
何となく感覚的にも、余白があるといいんだろうなってのは分かる。

でも・・・
「実際問題、8割って無理!」
って思っていませんか??

そこで、今日は「片づけの3ステップ」で触れた

3.プロパティ領域

の整理について、掘り下げていきたいと思います。

「プロパティ領域って何??」となっていらっしゃる方は、下記の記事をご参照ください

目次

まずは、これ以上モノを増やさないこと

おさらいですが、プロパティ領域とは必要なものと不要なものが混在している状態です。

  • モノがすぐ使える状態にない
  • どこにあるのか探さないと見つからない

という状態で、モノ本来の役割が果たせていない、とっても勿体ない状態です。

そもそも、不要なものに割くスペースなんて微塵もないはずです。
モノにとっても、誰からも何も生かされない状態で、ただただ放置されているのはとっても残念なことです。

この領域を整理して、アクティブ領域、もしくはスタンバイ領域に格上げしていきたいわけですが・・・

まずは、これ以上モノを増やさないことから始めましょう。
当たり前なことなんですが、とっても大事なことです。

ダイエットと同じです!

摂取カロリー<消費カロリー

新たに家にモノを入れる前に、まずは立ち止まって熟考してください。

今買おうとしているモノ、本当に必要ですか?
今あるモノで代替できませんか?
手に入れることが目的になっていませんか?

SNSでインフルエンサーがオススメしているものを、オススメされるがままに買ってしまってませんか?
(つい買ってしまう気持ちは、とてもよく分かります(笑))

自分が納得して購入しているなら、何の問題もありません。

そこに自分の明確な意志と、買うに値する具体的な根拠はありますか?ということです。

「今の」あなたにとって、必要なモノとは

先に入口をストップした上で、今あるモノを整理していきますが・・・

ここで、先に押さえておきたいのは、「今の」あなたにとって、必要なモノは何でしょうか?ということです。

たとえば私の話をすると、私の手元に卒業アルバムや卒業証書はありません。
「今の」私にとって不要なモノだからです。

見返してテンションが上がることはないし、そもそも見返す機会自体がない。
微妙にサイズが大きくて重い卒業アルバムは、収納場所に困る邪魔な存在でしかない。

私にとっては、あまりポジティブな存在ではありませんでした。

どうしても見返したいことがあれば、友達に見せてもらえるし、最悪、学校に問い合わせればいい(きっと保管されている)と考え、処分しました。

固定観念で、なんとなく取っておいているもの、ありませんか?

本当に「今の」自分にとって必要なモノでしょうか?

面倒だとは思いますが、ぜひ自問自答しながら進めてみてほしいです。

「買う」のはアドレナリン出まくってて楽しいけど、「捨てる」のはエネルギー消耗して、とってもしんどい作業になります。
せっかくエネルギーを注ぐなら、ポジティブなことに注ぎたいですよね。

時間もコストです

本当に注ぎたいことへ全力投球できるよう、整えていきたいものです。

8割収納を実現させる方法

8割収納を実現させるため、モノを整理するための切り口が3つあります。

順番にご紹介していきます。

 アイテムごとに分けてみる

一番わかりやすいのは、アイテムごとに分けてみる方法です。

まずは一度、全部のものを出してアイテムごとに仕分けします。

さらにその中でも、色や形、使用シーンなどで細かく分類していきます。

自分が持っているモノの量と、その傾向が掴みやすくなり、何から減らしていったらいいか、視覚的に分かりやすくなります。

たとえば、洋服であれば、白系のトップスばっかり持ってるな、とか。
ベーシックカラーアイテムばっかりだな、とか。
ボトムスばっかりで、トップスの数とのバランスが合ってないな、とか。

問題解決の糸口は、現状を把握することにあります。

しんどい作業かとは思いますが、きちんと向き合うと思わぬ発見がありますよ

 時間軸で分けてみる

時間軸で区切って、整理する方法もあります。

分かりやすいところで、1年以内に使用したかどうか。

あるいは、使用しているものの中でも、高頻度で使っているか、あまり使っていないか。

どれくらいの頻度で使っているかわからないという方は、使った順番に片側から戻していくということを試してみてください。

たとえば、クローゼットであれば・・・
使った洋服を、パイプハンガーの右側から戻していくと、自然とあまり使っていないものが左側に寄っていきます。

わざわざ記録する必要がなく手間がかからない、かつ、視覚的にも分かりやすいのでオススメです。

右からだっけ?左からだっけ?いちいちそんなこと考えてられない!という方は、一度全出しして使ったものから戻していく、という方法もオススメです。

この方法だと、使わないものが一目瞭然!ハッキリ分かります。

案外、少ないモノで暮らせるものだな、と気づけます

いっそスペースに合わせて制限しちゃう

ここまでやっても、日本の狭い住宅事情で8割収納を実現するには少々心もとないかもしれません。

そこで最終手段!

今あるスペースに合わせて、モノの量を制限してしまいます。
強制的に8割収納にしてしまうのです。

力技ですが、思い切り大事です!!!だって、思い切らなくても整理できていたら、とっくに片づいてるはずですもん。

時間軸で分ける方法でも触れたとおり、人間、慣れの生き物で、案外少ないモノでも生活できたりします。

旅行の時を思い出してみてください。
帰りのお土産スペースだって確保しなきゃいけないし、必要最低限の荷物でパッキングしません??
それで困ったこと、ありましたか??

まずは試しに1ヶ所トライしてみてください。

もちろん、いきなり残り2割を処分する必要はありません。
いったん別の場所へ保管しておいて、8割のもので生活してみましょう。

以上、8割収納を実現させる方法でした!参考になれば幸いです。

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